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ウミガメ卵買上げシステム
ELNAでは、ウミガメ卵を地域住民から買い上げ、それを自然ふ化させることで卵採取の問題に対処しています。産卵された卵には一切手を触れずにそのまま放置して、住民には卵の監視も行ってもらいます。監視の成果は、産卵巣をふ化後に全部掘り返すことで確認し、それに見合う報酬も支払ます。このシステムの最大の特徴は、「卵を採る人」を追っ払ったりして排除するのではなく、仲間に引き込んで「卵を守る人」へと変えてしまうところにあります。これによりウミガメ資源に負荷を与えずに小規模ながらも雇用を生じさせることでき、「ウミガメ卵保護」と「住民の生活」の両方の問題を一時的に解決することができました。当然ながら、卵採取の問題を根本的に解決するには至りませんが、インドネシアの現状を考えると卵買上げが最も有効であると考えられ、実質的な数値としても成果が上がってきています。このシステムを用いたウミガメ保全活動は、1997年12月のセガマ・ブサール島で始まり、現在はプスムット島、モンペラン島でも実施されています。

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