千葉県南房総市千倉町でアカウミガメがストランディングしているとの情報を頂き、調査に行きました。
毎年3月のアカウミガメの漂着は数頭あるか無いかで、漂着が少ない時期なので、“どんなアカウミガメなのかなぁ”と思いながら調査に向かいました。
【参考】2008年の月別漂着情報数
http://www.elna.or.jp/japan/stranding/2008.php
調査結果は以下です。
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種:アカウミガメ 雄(未成熟)
直甲長:74.2cm 直甲幅:57.2cm

外景:背甲は、鱗板の配列奇形(左肋甲板6枚・椎甲板6枚)、フジツボが付着する。腹甲側は一部骨(胸・腹・後骨板)が露出し、又、後肢の付け根や頸部が変色する。その他、前頭部の鱗板剥離、右前肢の溶解(上腕骨露出)、左前肢の溶解(指骨露出)、皮膚の剥離(一部)が見られた。
内景:腐敗がやや進行している為、ガスが見られ臓器が全体的にやや脆弱。肺・心・肝・腎臓に血餅が見られた。
食道内は貯留物が無い。胃・腸管内容物は、ヒカリボヤ・褐藻・鳥の羽・膜状プラスチック・発泡片。
↑腸管内容物
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調査結果は以上です。
食道と胃はほぼ空でしたが、脂肪厚は厚く虚弱な印象は受けませんでした。
