伊豆諸島でのウミガメ調査始動!

Pocket

「伊豆諸島でアオウミガメの調査がしたい!!!」

いや、、、「する必要がある!!!」

前からずーっと思っていました。
ただ、そのための資金がない…(´·ω·`)
先立つものがないと伊豆諸島に行くこともできません。

そんなこんなで構想うん年。
今年度から地球環境基金にプロジェクトが採択されたことでようやくウミガメ調査in伊豆諸島をスタートすることができました!(∩´∀`)∩ワーイ

そもそも、なんで伊豆諸島でアオウミガメの調査を行う必要性があるのか?
理由は大きく2つに分類できます。

①伊豆諸島に生息するアオウミガメの遺伝的調査

伊豆諸島には日本全国で発見されていない成長段階の個体も生息している可能性が示唆されているが、遺伝的な由来を含めウミガメの基礎調査がなされていない地域である。

②伊豆諸島に生息するアオウミガメの健康状態の把握

伊豆諸島近海ではウミガメの体内外に腫瘍をつくるウイルスに感染していると思われる痩せた個体が多く目撃されている。アオウミガメは繁殖可能になるまで30年程時間がかかり、かつ幼体の死亡率が高い動物であるため、今後の繁殖を担える可能性の高い亜成体(甲長40cm前後)の個体の生息域や生息環境、個体の健康状態を調査し把握することは今後のアオウミガメ個体群の維持を模索する上で必須である。

アオウミガメのライフサイクル

この①と②を調査することで、未だ解明されていないアオウミガメの生息域とその脅威状況を把握して種の保全を目指します。

また、もう一つの柱 (実は一番大切な大黒柱) として
③伊豆諸島の島民や漁業関係者と円滑な情報のやりとりができる関係の構築
を掲げています✨

しかし、伊豆諸島に伝手はほとんどない状態。。
プロジェクトは島民の方々の理解と助けがないと進めることはできません。

そこで、まずはELNAがお世話になっている研究者Fさんが活動を行っている御蔵島からアプローチをスタートすることに。
御蔵島はイルカと一緒に泳げるドルフィンスイム🐬で有名なイルカの島です。

Fさんに御蔵島観光協会と漁協の方とのヒアリング場をセッティングしてもらい、今回の伊豆諸島プロジェクトについて説明する機会を頂きました。

御蔵島ではイルカの個体識別をはじめ、ミズナギドリや昆虫の調査など積極的に調査研究活動が行われています。
今回のウミガメの調査に関しても大きな理解を示していただき、なんと今年度から調査をスタートさせてもらえることとなりました。

・・・と長くなったので続きはまた次回!

関連記事

  1. 小笠原海洋センターのふ化率調査
  2. ウミガメの産卵シーズンに関してのお願い@小笠原
  3. アオウミガメ産卵巣脱出の映像配信を開始
  4. 迷走ガメのレスキュー
  5. 小笠原海洋センターは夏本番!
  6. 小笠原海洋センターはふ化シーズン終盤
  7. 7月のある日の母ガメの迷走・・・
  8. ドローンで上から見てみると(小笠原)
PAGE TOP