伊豆諸島プロジェクト~御蔵島編~

Pocket

この記事は、伊豆諸島プロジェクト(こちらの記事)の続きです。

今回は、御蔵島編ということで御蔵島での活動のお話をしたいと思います。
御蔵島と言えば、、、
そう、ドルフィンスイムが有名ですね🐬🐬🐬

島周りには通年イルカが生息しており、一緒に泳ぐことができるそうです。

御蔵島村は人口200人ほどの小さな村です。
誰かと通り過ぎたら「こんにちは」「おはよう」とみんな挨拶をするような、あたたかな雰囲気の島です。
私のような新参者にも挨拶してくださるので、なんだか受け入れられているような安心感やうれしさがありました。

御蔵島から見た景色

御蔵島では、海で死亡している個体の回収とDNA調査のためのサンプリングを行っています。
※東京都より許可を得てウミガメに触れています

死亡している個体は冷凍した後、本州の共同研究先の大学に送付し病理解剖を行います。
病理解剖や検査をすることで、

・死因
・健康状態
・食事の内容
・性別

などなど、様々な情報を得ることができます。
現在、細かい病理検査中ですので結果がでたらまた報告します!

御蔵島滞在中は、島の子供たちを対象に小笠原のウミガメについてお話をする機会もいただきました🐢

おはなし風景

夜で疲れていたと思うのですが、みんな興味深々で話を聞いていました!

子供たちはウミガメだけでなく、小笠原諸島にも興味をもってくれました。
小笠原と御蔵島は距離的には近い、、、

ですが、実際に行くとなるとすーごく時間がかかります。
こんな感じ↓

御蔵島から船で約7時間⇒東京都竹芝桟橋到着、竹芝桟橋から船で24時間⇒小笠原諸島父島到着

実際には船の到着時間の関係で直接の接続ができないので都内で宿泊する必要があったりなど、上記以上に時間がかかります。

御蔵島の子たちにもぜひ小笠原海洋センターに遊びに来てほしいですが、そのためにはじっくり計画を練る必要がありそうです(;^_^A

御蔵島でみた朝焼け

来年も5月ごろに御蔵島に行く予定です。
その時は期間中少しでもお休みをとってドルフィンスイムに行けたらなー、、、なんて企んでいます( ̄ー ̄)ニヤリ

関連記事

  1. 青ヶ島でウミガメ調査 Part.1
  2. 御蔵島でウミガメ調査
  3. 伊豆諸島でのウミガメ調査始動!
  4. 青ヶ島でウミガメ調査 Part.2
PAGE TOP