小笠原でのウミガメの甲羅磨き
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センターで飼育している子ガメ達は水槽の中で育てているため、 そのままだと甲羅に苔が生えたり皮膚病になったりしてしまうので2-3週間に1度程度甲羅磨きをおこなっています。
この子ガメ達は約1年間センターで飼育してある程度大きくしてから海へと放流しています(放流とありますが流しいれるわけではなく、砂浜にカメ達をそっとおいて、とことこ歩いて海に旅立ってもらいます)。
ウミガメ達はタグをつけて放流します。どこかで目撃情報や再捕獲情報があった時に、ウミガメの海の中での生活に関する情報を得ることができます。〇年間でこれだけ大きくなった、小笠原を旅立ったあとの回遊経路など。
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さて、甲羅磨きの様子です。3月はボランティアさんがたくさんお手伝いに来てくれています。マンパワーで水槽掃除もさくさく進みます♪昨年の夏に生まれた子ガメ達はだいぶ大きくなってきました。
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気持ち良さそう~
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大きなカメ達もお掃除します。コケだらけになってしまったアカウミガメの“なっちゃん”の背中もゴシゴシお掃除。水槽も水抜きしてブラシがけをしてきれいにします。
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野生のカメ達は自分でサンゴや岩にこすりつけたり、魚などの小さな生き物たちに体に生えたコケや小さな寄生虫などを食べてもらったりしているそうです。
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掃除しやすいようにバンザーイ!?
歯ブラシを使ったりスポンジを使ったり、カメ達の体を傷つけないように使い分けながら磨いています。甲羅だけではなく、首のところや脚の付け根などゴシゴシ・・・
子ガメ達は水槽からバタバタとひれを動かします。大きくなるとひれをバタバタ動かす力も強いので少々痛かったり。おとなしい子もいます。
カメ達を磨いている動画や写真はSNSでも大人気。なすがままな感じのカメ達がかわいらしいですよね。(岩井)