セガマ・クチル島に行ってきました

Pocket

セガマ・クチル島は、ELNA活動地であるセガマ・ブサール島のすぐ隣の島です。
2010年までは保護活動をしていましたが、現在は活動休止中の島です。

セガマ・ブサール島で産卵が増えているので、「多分クチル島も増えているだろう!なぜなら同じカメが両方の島を産卵場として利用しているから!」というのは予想していましたが、“実際の状況をきちんと確認しよう!”ということで、調査をしてきました(産卵巣数のカウント)。

クチル島では、過去最高で120巣ほど確認していましたが、今回調査の結果、328巣の産卵を確認しました(正確にはボディピット数)。
やはりブサール島と同様に増加していました!

328巣の内訳は、312巣が人に盗られ、5巣がトカゲに食べられ、11巣だけは卵が取られずに残っていました。
やはり卵の保護活動をしなければ、カメの子孫は生まれてこないようです。
(インドネシアではタイマイ卵がほぼ100%食用としてとられています)
とられなかった11巣はラッキーでした。

セガマ・クチル島で以前活動していた時は、“(卵を監視できる状況にある)ブサール島に卵を舟で運んで移植”という手法で保護していました。
しかし、小舟が壊れたり、スタッフによって移植の仕方がよくなかったり、「移殖自体よくないね」ということも分かってきて、活動休止となって今は活動していません。
もし再開するならば、クチル島に小屋を建てて常駐できるよう設備を整え、常駐の卵監視員を継続的に雇う必要があります。
ブサール島のよく働くスタッフの弟が「その仕事をやりたい!」と言ってくれているのは有難い話しですが、今は活動再開する資金がないのが現状です。

=======================
<懐かし画像集>クチル島活動最盛期だった2005年…

注:卵の移植は今はしていません。
写真を見て感想:いろんなことやってきて、今のELNAがあるなぁ。しみじみ。。。

関連記事

  1. セガマ・ブサール島の近況(2021年)
  2. 学生さんのインドネシア調査同行記(明さん)
  3. ウミガメ保全や調査手法の研修をしました
  4. プナンブン島の近況(2021年)
  5. 活動地拡大のため2009年から始めたとっても小さい離島。プナンブ…
  6. 【インドネシア】ウミガメ産卵ビーチにおけるゴミ問題
  7. キマル島の近況(2020年)
  8. penambun プナンブン島タイマイ保全事業

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. 2017年 7月 06日
  2. 2017年 12月 12日
PAGE TOP