【タイマイ】プスムット島に現地調査行ってきました!

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タイマイ保全活動地のプスムット島へ、現地パートナー団体YPLIのスタッフが現地調査に行って参りました。
その報告より、現地の状況を共有します。

出発前の様子

プスムット島は、活動地の中でも卵の盗掘が比較的多く見られている場所です。そのため、盗掘から保護した産卵巣のふ化状況調査を昼間おこなう他、訪問時は夜のパトロールもおこないます。
これは、産卵上陸するウミガメの産卵生態を調査するため(標識を装着して、何年に一度産卵するかの回帰間隔などを調べたり、アオウミガメのDNAを調べたりしています)の他に、夜間の盗掘が見られるので盗掘の見回りという目的があります。

プスムット島

ふ化した後の状況を調査するYPLIスタッフ

現地スタッフ曰く、今回一番驚いたのは、茂みの中に卵盗掘のための容器と人に割られた卵の殻がその周辺に落ちていたことだそうです。
これには、卵の監視員も絡んでいる可能性もあります。卵の盗掘に関わっているか、もしくは目をつぶっているか…。これから情報収集をしてどのように対処するか決めます。
監視員が盗掘に絡むことは2012年以来起こらなかったので、とてもショックな出来事であります。

卵盗掘用に置いてあった容器

人に割られたウミガメの卵

この島での活動は、YPLIが海外のウミガメ保護団体からの助成金もいただいて実施しています。良い成果を報告するためにも、引き続きYPLIスタッフと協力して解決していきます!

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