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ウェルモン地区オサガメ保全プロジェクト

産卵シーズンが違うオサガメ産卵地

ウェルモン地区(Wermon)はニューギニア島北西部、ジャムルスバメディ(Jamursbamedi)地区の東約30kmに位置します。海岸長約6kmのこの地区は、東側に人口約400人のワウ(Wau)村があるだけで、その区間に人の居住はありません。絶滅の危機に瀕するオサガメが年間約1,000~1,500巣産卵していますが、ジャムルスバメディ地区の産卵シーズンと違いがあり、産卵個体の系群の違いも示唆されることから、大変ユニークな地区となっています。(ジャムルスバメディ地区:5~8月、ウェルモン地区:12月~3月)。

卵保護プロジェクト始動

ウェルモン地区では、2004年12月まで卵が採取されていましたが、2004年8月にワウ村と交渉した結果、2005年1月から卵採取をストップし、卵保護と産卵数モニタリングのプロジェクトを開始することが決定しました。卵採取は、生活費や教会への寄付金を捻出する目的で村の中でも特に貧しい人だけに許可されていましたが、ELNAは、教会へ相応の寄付を行い、月々のモニタリング費用と監視料を村へ支払っていくことを約束し、合意に至りました。また、ジャムルスバメディ地区では標識装着が許可されていませんでしたが、ウェルモン地区ではそれが可能となり、オサガメの生態解明に向けた知見の収集が期待されます。

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