【終了報告】アクションミーティング~ゴミとウミガメ~

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1/11に行われましたアクションミーティングのご報告です。参加者数は53名でした!

時間が限られていたため、駆け足になってしまった部分もあったかと思います。皆様にきちんと伝わったか心配でしたが、終了後「おもしろかったです!」「勉強になりました!」という声をたくさんいただくことができました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

最初の活動報告では、各活動地域での調査結果や成果をお伝えしました。また、小笠原に関しては、小笠原スタッフの佐藤よりご報告をいたしました。

 

メインテーマである「ゴミとウミガメ」では横浜スタッフの井ノ口よりお伝えしました。

ELNAでは年間100頭ものウミガメの死亡漂着個体の調査をしています。2004年から2017年にかけて調査した1502頭のウミガメ達の解析データと、ゴミとウミガメに関する考察を発表しました。

「ウミガメはゴミを食べて死んでいる」聞いたことがありませんか?

ELNAの調査によると、多くのウミガメがプラスチック類を食べていましたが、プラスチックが体内に詰まって死んだウミガメは・・・

1頭でした。

ゴミを食べて死んだウミガメはゼロではありませんが、ゴミはウミガメの直接の原因になることはほとんどありません(稚ガメの影響度は不明・・・)。

しかし!

プラスチックから有害物質を取り込んでしまうので、ウミガメがゴミを食べていること自体、良いことではありません。また、ウミガメの産卵場所である砂浜にゴミがあり、砂の代わりにプラスチックで埋めてしまうと砂の温度が下がってしまうと言われています。海洋ゴミに絡まっていたウミガメを救出したこともありました。

私たちの生活がウミガメに大きな影響を与えていることを忘れてはなりません。

ゴミをきっかけにウミガメのことを知ってもらえるのは良いのですが、ウミガメが絶滅危惧種となった本当の原因(乱獲、混獲、砂浜の減少などなど)が隠れてしまっているのが問題です。

ウミガメはまだまだ未解明な部分が多いのですが、イベントやWEBを通してこれからも発信をしていこうと思います。

これからもご支援!応援!よろしくお願いいたします!

 

~アクションミーティングアンケート一部抜粋~

・ゴミが大きな死因ではない、というのは意外で勉強になった

・ELNAの活動や調査結果などがわかってよかった

・ウミガメや海洋ゴミに関心をもつ人が多いことは嬉しいのですが、本当の減少要因を追求しなければならないと感じている

・ゴミは直接の要因でないかもしれないが、もともと自然界にはなかった問題なので、目を背けずに行動したい

・ウミガメについては分からないことが多いということを知った

・スライドの写真、文字をもっと大きくしてほしい

・もう少しいろいろな話を聞きたい

・もう少し詳しい生態について説明が欲しい

*2/6に同じ場所で、ウミガメの基礎を学ぶミニイベントが行われますので、ご興味のある方はぜひ!