ウミガメ漂着個体調査~解剖練習中です~

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こんにちは。ELNAの岩井です。今回は、私目線で恐縮ですが、ELNAでの最近の活動をお伝えします。

私、普段はイベント企画や出店を担当していますが、昨今はそれもなかなか難しいです。。では、何をしているのかというと、この時期はストランディング調査(ウミガメ漂着個体)の「調査補助」が増えます。「補助」ということで、調査員に同行して現地に赴き、写真をとったり記録をとったり「補助」でした・・・が!昨年から私、剖検も担当するようになりました!(実際に漂着個体を切って、変わったところがないか確認する)


※連絡をもらうと、車で漂着場所に向かいます!

まだまだ勉強不足なもので、ウミガメが摂取したものの(海藻とか貝とか)判別も正確ではありません・・・しかし、解剖するスピードも最初に比べれば早くなりました!先輩方にご指導をあおぎつつ、経験を積んでいきたいです。今後も精進します
また、昨年度から地球環境基金さんの助成金をいただき、「ゴミとウミガメ」の関係を調査しています。海洋ゴミが生物に与える影響はまだまだわからないことが多いのです。ストランディング調査時に、ウミガメがゴミを摂取していれば、サンプルとして回収し蓄積&分析しています。


※漂着した砂浜で解検をおこないます。その後、砂浜深く埋葬します。

ストランディング調査はとてもとても地道な調査です。しかし、これがウミガメの生態を解明につながり、それがウミガメを保全することにもつながります。ぜひとも応援いただければ幸いです。
インドネシアの方は現地スタッフ、駐在員が引き続き活動をしています。またその様子やウミガメ達のお写真もまた皆様にお見せできればと思います。引き続きよろしくお願いします!

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